実態は競争試験である資格について

社会人の勉強方法 国家資格の難関試験などになりますと、実質的には競争試験的な要素が強まります。
例えば、会計系の公認会計士や、税理士などはその代表的な資格です。

専門学校などでも、目安を分かりやすく説明するために、税理士なら、簿記論は合計400時間の勉強時間が合格の目安ですといったことが書かれていることがあります。
学校側としてはあくまで合格者全体の平均的な数字を算出していると思うのですが、実際に試験を受ける側としましては、参考程度にとどめておき、こだわりすぎる必要は無いと思います。
理由は2つあります。

まず、受験者一人一人によって、能力も、それまでの受験歴(何度目の受験か?)も頭の構造も、今までの試験勉強の集中度も、試験勉強してきた時間帯(早朝か深夜か昼間かなど)も、全ての要素が全く異なっています。
そういった全て異なったものを単に平均しただけの値ですので、あなた自身がこのような数字に縛られる必要はないということだけは確実に言えるからです。

もう一つは、その合格者の平均学習時間などをひとつの目安として、学習を進めていくことはよいことだと思うのですが、合格している人は、その時間に含まれないような時でも、手を抜かず、生活の多くを学習に充てています。

例えば、合格に必要な学習時間を達成し、その段階で合格目安時間のひと区切りがあったとしても、試験直前に最大の実力になるように、暗記科目などであれば、頭の中で繰り返し復唱しています。
また、学習時間としても、机の上だけで勉強した時間を合計したものが合格目安の期間としていても、これに含まれない時間としての学習、つまり、実態はそれと同等程度の時間を、通勤・通学時の電車内での暗記カードでの学習に充てていたり、時間数で見ると同じでも、速読法を使った学習しているかも知れませんし、速聴で短時間のうちに覚える術を身に付けておられるかも知れません。

そうやって考えていくと、合格レベルまで達成したかどうかは、模擬試験や、直前の答錬で推測するしかないかなと思います。
この記事のタイトルでは「実態は競争試験」と書きましたが、結局は自分自身との戦い、どこまで妥協せずにレベルアップをすることが出来るかということになると思うのです。

行政書士の学習から発見する日々の気付き

社会人の資格取得と学習について

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