近年、スイーツブームですが、それに併せて健康・安全志向も強くなっています。
カロリーはもちろん、食品添加物や原材料などに対する消費者の目はますます厳しくなっているようです。
製菓衛生師は、単にお菓子作りのノウハウだけではなく、その名前のとおり、お菓子などの製造の際の衛生環境の向上や、製造者の技術面のアップなどを目的とした資格になります。
資格は、厚生労働大臣の定める基準に基づき、製菓衛生師となるのに必要な知識について、都道府県知事が行なう国家試験に合格することで取得できます。
下記の受験資格にもありますが、製菓衛生師養成施設カリキュラムは次の通りです。
| 衛生法規 | 30時間以上 |
| 公衆衛生学 | 90時間以上 |
| 食品学 | 60時間以上 |
| 食品衛生学 | 150時間以上 |
| 栄養学 | 60時間以上 |
| 社会 | 60時間以上 |
| 製菓理論 | 150時間以上 |
| 製菓実習 | 420時間以上 |
| 計 | 1020時間以上 |
お菓子作りの職人として有名なものに、パティシエがあるのですが、これは洋菓子やデザート作りのプロフェショナルのことです。
洋菓子店などで働く場合でも特に、製菓衛生師の資格は要りませんが、有資格者以外は名乗ることが出来ない名称独占資格です。
資格に「衛生」と名が付くように、製菓材料の添加物についての知識や保管時における衛生管理の徹底、安全性をしっかり学ぶことは消費者からの信頼は絶大なものになります。
今後、独立開業を目指す方は、開業時に必要な「食品衛生責任者」としても認められる資格なので、ぜひ取得しておきたい資格です。
また、同ジャンルの資格として、調理師免許は調理関係の専門学校を卒業すれば取得することが出来ますが、製菓衛生師は試験に合格しなければ取得することは出来ません。
ヒューマン(カフェオーナー養成)
(フードコーディネータ)
ハッピーチャレンジゼミ(紅茶コーディネーター)
辻調理師専門学校
ユーキャン(調理師)
ユーキャン(家庭料理)
| 項目 | 試験の概要 |
| 資格の種類 | 国家資格 |
| 試験内容 | 衛生法規(3題)、公衆衛生学(9題)、食品学(6題)、食品衛生学(12題)、栄養学(6題)、製菓理論及び実技(24題)の6科目計60題。 ただし、製菓理論及び実技の出題数については、製菓理論(18題)、製菓実技(6題)に分かれていて、そのうち、製菓実技については、和菓子・洋菓子・製パンのいずれか1つを受験者が選択して解答する。(4肢択一) ※1級または2級の菓子技能士の資格取得者は、申し出により上記の試験科目のうち、製菓理論及び実技の免除を受けることができる。 |
| 試験時間 | 開始・終了時間は各都道府県によって異なる。 試験時間は2時間 |
| 合格率 | 非公表だが80%前後 |
| 受験資格 | (1)厚生労働大臣の指定する製菓衛生師養成施設において、1年以上製菓衛生師としての必要な知識、技能を修得した者。 (2)中学校卒業以上で、食品衛生法第20条の規定による菓子製造業施設で2年以上製菓業務に従事した者。 ※雇用形態がパート又は、アルバイトの場合は、「週当たり4日以上かつ1日6時間以上継続して従事している場合」のみ認められる。 |
| 受験料 | 10,000円前後(各都道府県によって異なる) 他に合格後、登録手数料5,600円がかかる。 |
| 試験日程 | 各都道府県によって異なる |
| 試験会場 | 各都道府県が指定する会場 |
| お問い合わせ先 | 各都道府県の福祉保険事務所など、担当課 |
| 関連サイト | 一般社団法人 全国製菓衛生師養成施設協会 |
| 資格について | お菓子作りの安全を守る |