ユーキャン
ヒューマンアカデミー通学
ヒューマンアカデミー通信
気象予報士試験は1994年に始めて実施された試験で、比較的新しい資格です。
気象業務法には、予報業務のうち現象の予想については、気象予報士に行わせなければならないとあり、いわゆるテレビで毎日放送される天気予報も、気象予報士が画面に出て解説しています。
つまり、以前のように国が気象予報をし、そのデータを元に気象予報士が独自に解説しているのが現在の天気予報なので、テレビ局ごとに予想が若干異なるということもありえます。
気象予報士の受験勉強に関してですが、これは独学派と通信講座利用派に分かれるようです。
独学派は参考書選びが重要になってくるのですが、多くの方がお勧めとしてあげている参考書に下記のようなものがあります。
「一般気象学」小倉義光著/東京大学出版会
「真壁京子の気象予報士試験数式攻略合格ノート―数式大嫌いの人に贈る!」真壁京子著/週刊住宅新聞社
「気象予報のための天気図のみかた」下山紀夫/東京堂出版
「気象予報士試験精選問題集平成19年度版」気象予報士試験研究会編著/成山堂書店
以上のような参考書や問題集がお勧め受験書としてよく挙げられています。これ以外には過去問も必須です。
試験範囲を確実に網羅したい方や試験に出るところだけを中心に効率的に勉強を行っていきたい方は、やはりユーキャンなどの通信講座を利用するのが確実であると思われます。
費用は独学よりも数万円多く掛かりますが、時間効率と試験に出にくい箇所など無駄な部分に力を使わないで済む分、メリットは大きいと思います。
気象予報士の就職先としては、気象庁に入社しなくても民間企業などに就職し、例えば民放などで天気予報を行ったり、気象予報会社に就職したり、また天気と密接な関係にあるビジネスを行っている会社などに就職する例がほとんどです。
具体的には観光などのレジャー関連や海運関連・建築関連などになるのではないでしょうか?
収入的にも一般的な会社員として就職していても、比較的高い部類に入るようです。
新しい資格ということもあり、気象予報士の数は平成19年6月30日 現在で、6,199名(気象庁サイトより)とまだまだ少ない状況です。資格取得前にどのような分野で働くかを明確にしておく必要があります。
これは全ての資格に共通することなのですが、とりあえず取得しておけば何とかなるだろうといった考えでは宝の持ち腐れとなる可能性が高いです。
あらかじめ進路を明確にしておくことが試験合格へのモチベーションも上がります。
しかし、進路を明確にとはいってもなかなかイメージし難いかも知れません。
まだ創設されて10年少しの資格なので、これからはアイディア次第で気象予報士の資格を生かせるいろいろなビジネスが現れてくる可能性も高いと思います。
その資格取得の知識を軸にどのような分野にビジネスを広げていくことが出来るかを考えるのも面白いと思います。
いずれにせよ、ピンポイントでの気象予報や、特定分野にターゲットを絞った気象予報など資格を生かせる場面は今後増えてくると思われます。
現状は難しい試験に見合った就職先があると考えても良さそうです。
| 項目 | 試験の概要 |
| 資格の種類 | 国家資格 |
| 試験内容 | ●学科試験の科目 1 予報業務に関する一般知識 大気の構造、大気の熱力学、降水過程、大気における放射、大気の力学、気象現象、気候の変動、気象業務法その他の気象業務に関する法規 2 予報業務に関する専門知識 観測の成果の利用、数値予報、短期予報・中期予報、長期予報、局地予報、短時間予報、気象災害、予想の精度の評価、気象の予想の応用 ●実技試験の科目 1 気象概況及びその変動の把握 2 局地的な気象の予想 3 台風等緊急時における対応 |
| 試験時間 | 9:45〜10:45 (60分) 学科試験(多肢選択式) 11:05〜12:05 (60分) 学科試験(多肢選択式) 13:10〜14:25 (75分) 実技試験(記述式) 14:45〜16:00 (75分) 実技試験(記述式) |
| 合格率 | 4.3%(2007年8月度) |
| 受験資格 | 年齢、性別、学歴等に関係なくどなたでも受験できます。 |
| 受験料 | 11,400円 |
| 試験日程 | 1月下旬、8月下旬 |
| 試験会場 | 北海道・宮城県・東京都・大阪府・福岡県・沖縄県 |
| お問い合わせ先 | (財)気象業務支援センター 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3−17 東ネンビル 03-5281-3664(気象予報士試験) |
| 関連サイト | (財)気象業務支援センター |
| 資格について | 民間の天気予報官 |