建設業経理事務士試験は、建設業において特有の勘定科目や考え方を通常の簿記に取り入れたものになります。
会計期間は通常の会社では1年ですが、建設業の場合、大きな工事の場合1年で完成することはほとんど無く、着工から完成まで長期間を有する場合が多くあります。
そのため、通常の簿記よりも、期間損益計算の考え方などを重点的に学ぶ必要があるのです。
とは言うものの、建設業経理事務士は、日商簿記検定などとも同じ簿記ということもあり、学習内容が比較的似ている箇所が多くあります。
そのため、簿記を一度でも学習したことのある方であれば、2級なら独学でも対応できる試験です。
建設業経理事務士を1級まで取得しようとお考えの方は、大栄総合教育システムで通信講座が開講されていますので、資料請求などしてまずはどのようなものなのか内容を確認してみると良いのではないでしょうか?
建設業経理事務士講座1級はこちらからご覧頂けます。
建設業経理事務士に限った話ではないのですが、近年は会社の事務処理のほとんどをコンピューターが人に代わって行うようになりました。
昔は簿記にしても手書きで縦横数字を合わせ、そろばんや電卓で計算するといったことをしていましたが、現在の実務では、会計の仕事はコンピューターへの数字のインプットがその主な作業になってきます。
以前電卓やそろばんで行なっていた、時間の非常に掛かる計算部分をパソコンが代わりに行なってくれるようになったため、人手もそれ程要らなくなってきましたし、作業時間も大幅に減少しました。
その一方で、複雑な分析や数字からの問題点の分析・原因追究といった頭脳を使う仕事が非常に増加してきています。
建設業経理事務士の資格も、単に問題が解けるというよりも、実務的には出てきた数字からどのような問題点があるのかを見抜ける力というものが必要になります。
建設業界でずっと働いていくとお考えの方には建設業経理事務士資格がお勧めですが、まずは会計の資格がとりたいと思われる方は通常の簿記の資格を取る方が色々潰しもきくと思います。
前述しましたが、もちろん学習内容にかぶるところは多いですし、基本的な考えは共通しています。いずれにせよ2級であれば、初心者でも半年頑張れば取得できる資格になります。
| 項目 | 試験の概要 |
| 資格の種類 | 民間資格 |
| 試験内容 | ●1級 建設業原価計算、財務諸表論及び財務分析・・・上級の建設業簿記、建設業原価計算及び会計学を修得し、商法その他会計に関する法規を理解しており、建設業の財務諸表の作成及びそれに基づく経営分析が行えること。 ●2級 建設業の簿記・原価計算及び会社会計・・・実践的な建設業簿記、基礎的な建設業原価計算を修得し、決算等に関する実務を行えること。 ●3級 建設業の簿記・原価計算・・・基礎的な建設業簿記の原理及び記帳並びに初歩的な建設業原価計算を理解しており、決算等に関する初歩的な実務を行えること。 ●4級 簿記のしくみ・・・初歩的な建設業簿記を理解していること。 |
| 試験時間 | 1級 財務諸表・財務分析・原価計算 各90分 2級 建設業簿記・原価計算・会社会計 120分 3級 建設業簿記・原価計算 120分 |
| 合格率 | 1級・・・財務諸表 19.9%、財務分析 29.7%、原価計算 35.2% 2級・・・47.6% 3級・・・64.4% 4級・・・79.0% |
| 受験資格 | 年齢、性別、学歴等に関係なくどなたでも受験できます。 |
| 受験料 | 1級(1科目) 7,200円、2級 6,100円、3級 5,100円、4級 4,100円 |
| 試験日程 | 9月上旬 |
| 試験会場 | 札幌、青森、盛岡、仙台、秋田、山形、福島、水戸、宇都宮、前橋、埼玉、浦安、東京、横浜、新潟、富山。金沢、福井、甲府、長野、松本、岐阜、静岡、名古屋、津、大津、京都、大阪、神戸、奈良、和歌山、倉吉、松江、岡山、広島、山口、徳島、高松、松山、高知。福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、宜野湾 |
| お問い合わせ先 | 財団法人 建設業振興基金 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-2-12 TEL:03-5473-4581 http://www.kensetsu-kikin.or.jp/gyom2/ |
| 関連サイト | 財団法人 建設業振興基金 |
| 資格について | 建設業経理のキャリアアップに |