ITコーディネータと聞いただけでは何の資格かがなかなかイメージできないと思います。
ITコーディネータの資格の概要としては、経営とITの両面に精通し、企業経営に最適なIT投資を支援・推進することができるプロフェッショナルです。
つまり、この資格は経営センスと高いコミュニケーション能力が必要であるといえるでしょう。
資格の意義や試験内容からは、経営者やそれに近い立場で企業のITの効率化を進めていく必要のある方にもってこいの資格です。
ITコーディネータは、企業の戦略的IT投資を推進する国家プロジェクトの一環として、2001年に経済産業省の提言で誕生した日本で唯一の資格認定制度です。
NPO法人ITコーディネータ協会がその育成・認定・普及・啓蒙活動を行っています。
現在、ITの分野に関しては海外諸国が非常に勢力を拡大してきています。
特に人口10億人を突破しているインドではIT大国としてその安い人件費と高い技術を背景にどんどん日本にも進出してきています。
そんな中、ITエンジニアの方は、キャリアアップとして自分の専門技術に特化して能力を磨いていかなければ、インドなどと戦えないことになってしまいます。
IT、つまりシステムの専門知識と経営のセンスという専門技術の組み合わせは非常に相性がよく、マッチしているといえます。
パソコンなしでは会社業務が回らない時代になり、全ての経営者においてITの知識は必須のものとなっています。投資にも多額のコストが掛かるのもこのITの部分です。
すでにITコンサルタントである方や、IT技術者、社内のユーザ部門・情報システム部門などで働いている方はこの資格を通じて経営を学ぶことが出来るので、コンサルタントとして独立を考えている方や、会社の経営幹部に近い方でしたら学ぶに値する資格でしょう。
また、経営の側面から見ると、資格取得してそれがすぐに役立てられるのは、すでに会社を経営している方や、会社の経営指導者的立場の方、つまり、公認会計士や税理士、中小企業診断士など、企業のコンサルタントとして既に仕事をしておられる方です。
※2010年3月1日時点で、公認会計士、税理士、中小企業診断士、技術士3資格(経営工学、情報工学、総合技術管理部門)、経営品質協議会認定セルフアセッサーの7資格のいずれかの資格保有者は、専門スキル特別認定試験としてITコーディネータ試験を受験することができます(公認会計士補、技術士補 は対象外)。
専門スキル特別認定制度とは、「マーケットに近い立場におられるITC関連他資格者の、ITコーディネータとしての前提となる専門分野の知識および経験を専門スキルとして認定し、ITコーディネータ試験の一部免除の特典を受けることができる」制度のことです。
つまり、ITコーディネータ試験の一部を免除した当該制度用の試験のことです。
また、経営戦略からITサービス活用に亘るITコーディネータの活動を、仮想企業の事例を題材にグループ討議、ロールプレイ等を通じて模擬体験する「ケース研修」制度があります。
受講資格は特になし。
開催場所は、東京、名古屋、大阪、札幌、仙台、金沢、広島、松江、松山、福岡。
費用は525,000円。
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IT・情報処理技術者の通信講座 価格比較一覧表
| 項目 | 試験の概要 |
| 資格の種類 | 民間資格 |
| 試験内容 | ○多肢選択式/100問(必須60問、選択40問) ※試験問題・模範解答・点数・合格基準は非公表。 @ ITコーディネータが行う5つの活動フェーズ (経営戦略/IT戦略策定/IT資源調達/IT導入/ITサービス活用) A これらの活動を行う際に共通に求められる知識 (プロセス&プロジェクトマネジメント/コミュニケーション/モニタリング&コントロール) 1 プロセス&プロジェクトマネジメントに関すること @プロセスマネジメントにおけるプロセスおよび主要要件 Aプロジェクトマネジメントにおけるプロセスおよび主要要件 2 コミュニケーションに関すること @コミュニケーションにおけるプロセスプランニング/Aリーダーシップ/Bリレーション形成 C合意形成/D関係維持・調整/Eダイアローグ・デシジョン・プロセス など 3 モニタリング&コントロールに関すること @全体概要と基本原則/Aビジネス活動・成果におけるモニタリング&コントロール BIT活動・成果におけるモニタリング&コントロール など 4 経営戦略に関すること @全体概要と基本原則/A経営の成熟度/B事業環境分析/C戦略/Dプロセス改革 E顧客(満足とマーケティング)/F知の経営/G財務マネジメント Hリスクマネジメント など 5 IT戦略策定に関すること @全体概要と基本原則/AIT化の成熟度/BIT経営の意義/C業務プロセス最適化 D内外IT環境評価/EIT戦略の策定・展開/Fセキュリティ&リスクマネジメント など 6 IT資源調達に関すること @全体概要と基本原則/AIT資源調達の成熟度/BIT資源調達計画/CRFPの作成と発行 D調達先の決定・契約/EIT導入計画策定 など 7 IT導入に関すること @全体概要と基本原則/AIT導入の成熟度/BIT導入 C業務プロセス改革とチェンジマネジメント/D総合テスト・移行 など 8 ITサービス活用に関すること @全体概要と基本原則/AITサービス活用の成熟度/BITサービス提供/CIT戦略達成度評価 DIT環境の改革/E業務プロセス改革の提言 など |
| 試験時間 | 14:00〜16:00(120分) |
| 合格率 | 55,4%(2010年5月実施分) |
| 受験資格 | 年齢、性別、学歴等に関係なく誰でも受験できる。 |
| 受験料 | 21,000円 ※合格後、別途認定手数料21,000円が必要。 |
| 試験日程 | 5月、11月 |
| 試験会場 | 札幌・仙台・東京・名古屋・金沢・大阪・広島・福岡の8会場。 試験会場は、5月、11月の試験で一部異なる(仙台は5月のみ、高松・沖縄は11月のみの年1回)。 また、特設会場が追加される場合あり。 |
| お問い合わせ先 | 特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会 〒162-0845 東京都新宿区市谷本村町3-21 東京都新宿区市谷本村町3-2 TEL.03-3513-0630(電話によるお問合せは平日:9時〜17時まで) FAX.03-3513−0638 |
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