褒める―やる気を出させる方法1(連載41回目)
英語に限ったことではないですが、
何かを習得しようとしている子供に対して
外からの刺激を与えるとしたら
一番効果的なのは「褒める」ことです。
外から与えうる刺激というものにはいろいろあります。
お尻を叩いて机に向かわせるということもできます。
塾に通わせることも、宿題を横についてサポートしてやることもそうです。
友達と競わせることもいい刺激を与えてやれます。
しかし一番は「褒める」ことでしょう。
人は誰かに認められたいという欲求を基本的に持っています。
周りに認められてこの人間社会で生きている実感が持てるのです。
この基本的な大きな欲求ポイントを刺激してやれば効果は強く出ます。
なんでもいいのです。
認められていることが増えていけば、力は自ずと湧いてきます。
勉強の場合もそうです。
努力が認められると更に認められようと頑張れるのです。
自分で自分を認めてやることはなかなか難しいことです。
これには努力によって自信をつけていくしかないと思います。
大人になれば自分で処理できることでも、幼い子供にとっては
努力で自信をつけて自らを認めてやるというのはそうは出来ない話です。
他者が手伝ってやることのできる一番の方法は子供の小さな頑張りを見つけて
褒めてやり、自分で作ってやれない「認めてほしい」という心の部分を
満たしてやることです。
何でもいいのです。
発音が綺麗なことでも、字が上手なことでも、歌を覚えていることでも、
なにか人より少し秀でていることや、過去のその子より上達していることなどを
褒めてやりましょう。
すると、得意と認定されたことに対して集中力が増してきます。
向き合う時の心意気が変わってきます。
そうなれば当然勉強ははかどり、習得は一歩進みますね。
次にバランスを取ってやります。
得意なことは褒めてやれば時間を追うごとに伸びていきますが、
苦手な部分は置き去りになってしまいます。
これもどう対応するかはいろいろ方法がありますが、
褒めることもやってみる価値はあります。
苦手だった部分にほんのちょっぴりでも伸びがあれば指摘し認めてやりましょう。
一緒にアプローチの仕方をポイントで教えてやれれば
更にいいサポートになるでしょう。
サポートしている側である先生や親が、総合的に見てやればいいのです。
幼い本人が担いにくい全体を把握するという部分を「褒める」ことで
上げていってやりましょう。
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