挑戦するということ―短期留学を通して学んだこと6(連載25回目)

高校2年生で留学したのですが、
16歳という年齢は自我が出来て未来を形作れるようになる頃なのでしょうね。
今まで自分というものを作ってきてたくさんの知識を
学校で詰め込んで、その知識を自分のものにすべく、
経験で実践してみたい頃だったのだろうと思います。
苦手なものにも挑戦したい、自分にないものを取り入れていきたいという意欲で満ちていました。

世の中には若干16歳の自分には知らないものがたくさんあり、白と黒では答えなど出るものでもないのだと悟りはじめていました。
この時期に海外という未知の世界・・・これは文化の違いによって、普段自分が持っている当たり前と思っているものが、実は日本人が持つ偏見であるのだと知る機会にもなりました。

「海外に行くと日本がよく見える」と言いますが、これは日本人どうしの空気感なども含まれるでしょう。
日本人のあいまいさや距離間が通じないことを通して理解していきます。



新しいことに挑戦する気持ちも、何か機会がないと勇気が出なかったり、少し尻込みしたりしてしまったりしますね。
留学は自分の殻を破る絶好の機会だと思います。
ぜひチャンスを生かし、旅の恥は書き捨てではないけれど、いろんな初挑戦を体験してほしいものです。

何でもいいのです。
ちなみに私は行きしなの空港で今まで食べれなかった「握り寿司」に挑戦しました。
日本人なのにお刺身苦手というのはどうかと思い、勇気を出して克服してから機上の人となりました。
笑ってしまいますが、この時は頑張っていました。

現地では様々な工場見学をし、日本では体験できないことは目を凝らして吸収していきました。
日本で学校の企画などによって、いろんな体験をさせてもらってる時は、
「学校企画なんて適当にこなしておこう」と別段気に留めることもなく流してしまったことがいかに多かったかを知り反省しました。
吸収できるものはどんなことでも吸収すべきです。
そこに勇気と集中力が備われば、怖いものなどどこにありましょう。

せっかくの留学という機会が自分の身に訪れたなら、偏見の壁を破り、勇気と集中力を持ち、スポンジのように吸収し、知識を経験から知恵に変えていってほしいものだと、続く世代に期待したいものです。

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