国家公務員試験に社会人枠…2012年度導入へ

人事院は2012年度から実施する国家公務員の新たな採用試験に、
社会人経験者や大学院修了者などを対象とする採用枠を新設する
方針を固めた。

優秀な大学新卒者が外資系企業や大学院などに流れている現状を食い止める狙いがある。
8月の人事院勧告に合わせた報告に盛り込む予定で、来春にも人事院規則の関連規定を改正する方向だ。

新たな試験制度の導入自体は、08年に成立した国家公務員制度改革基本法で決まっている。

従来のキャリア制に基づく試験を廃止し、政策の企画立案能力を重視する「総合職」、
的確な事務処理の能力を見る「一般職」、特定分野の専門的知識を重視する「専門職」に区分するという内容だ。



「経験者採用試験」は、この制度改正に合わせて新たに設けるもので、民間企業などで経験を積んだ人が対象となる。合格者は係長級以上に採用する。
大学院や法科大学院、公共政策大学院の修了者が対象の「院卒者」試験は総合職の採用枠の中に新たに導入する。


人事院は06年から各省と共同で「経験者採用システム」を実施。志望者は年々増加していることから、経験者採用試験として、本格的に導入することにした。

(2010年7月31日14時36分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100731-OYT1T00436.htm

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